『生きる勇気 (平凡社ライブラリー)』
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1995/6/12
パウルティリッヒ 著
Paul Tillich 原名
大木英夫 翻訳
欧米を代表する神学者が、西欧哲学史の深い理解に支えられた独自の哲学的神学に基づき、現代人が抱える不安や苦悩、絶望を克服するための真の「勇気」を示す。解説=近藤勝彦
目次
第1章 存在と勇気
第2章 存在と無と不安
第3章 病的不安と生命力と勇気
第4章 勇気と参与―全体の部分として生きる勇気
第5章 勇気と個人化―個人として生きる勇気
第6章 勇気と超越―肯定されている自己を肯定する勇気
原題 『The Courage to Be』1953
米ソ冷戦時の不安を背景とした著作で、無意味を抱えながらもそれを受け入れて生きる勇気を主題とする
出版と同時にベストセラーになった
『組織神学』(全三巻)の第一巻と同時期に書かれ、内容的にも補いあうものになっている